RSウイルス母子免疫ワクチン「アブリスボ」の接種を開始しました

日本では毎年12〜14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、その約1/4が入院を必要とすると推定されていますが、有効な治療薬はありません。

RSウイルス母子免疫ワクチン「アブリスボ」は、妊婦の方に接種することで母体の体内で RSウイルスに対する抗体が作られ、その抗体が胎盤を通じて母体から胎児へ移行することで、出生後の赤ちゃんをRSウイルスから守ります。
RSウイルス感染症の発症を予防する効果は50%、重症化を予防する効果は80%と報告されている、画期的なワクチンです。
ご希望の方は、お電話またはクリニック受付で直接お申し込みください。

<対象> 妊娠24週から36週の妊婦(推奨は28週から)
<回数> 1回
<方法> 筋肉注射
<料金> 33,000円(税込)
<注意事項>
母子手帳を必ずご持参ください。妊娠週数を確認し、お子さんの予防接種記録のページに記録をします。
・接種後は30分間の院内待機が必要です。
・妊娠合併症のある方は接種の可否を産婦人科の主治医にご確認ください。