中央区「麻しん感染拡大防止対策事業」の実施について

中央区では、都内で麻しん(はしか)の感染者が増加している状況を受け、2026年8月1日から「麻しん感染拡大防止対策事業」が開始されます。

対象となる方は、麻しん抗体検査と、抗体価が十分でなかった場合のMRワクチン等の接種を、自己負担なく受けることができます。

当院は、本事業の実施医療機関です。

対象となる方

抗体検査・予防接種の当日に、以下の条件をすべて満たす方が対象です。

・中央区に住民登録がある方
・19歳以上の方
・1972年(昭和47年)10月1日以降に生まれた方
・MRワクチンまたは麻しんワクチンを2回以上接種した確実な記録がない方

助成の内容

以下の費用が全額公費負担となり、窓口での自己負担はありません。

・麻しん抗体検査(血液検査)1回
・MRワクチンまたは麻しんワクチンの予防接種1回

予防接種の助成を受けられるのは、検査の結果、麻しんの抗体価が十分でないと判定された方です。

すでに麻しんの抗体検査結果をお持ちの方は、基準を満たす検査結果であれば、抗体検査をあらためて受けずに予防接種の助成を受けられる場合があります。受診時に検査結果をご持参ください。

実施期間

2026年8月1日(土)から2027年3月31日(水)まで

抗体検査の結果が確認できるまで、1週間以上かかる場合があります。期間内に予防接種まで完了できるよう、余裕をもって抗体検査をお受けください。

当院での受診について

抗体検査・予防接種ともにお電話でのご予約をお願いいたします。

受診時には、以下をご持参ください。

・マイナ保険証または資格確認書
・麻しんを含むワクチンの接種記録が分かるもの
・過去に受けた麻しん抗体検査の結果(お持ちの場合)

中央区の受診票・予診票は、当院でお渡しします。必要事項をご記入のうえ、検査または接種を受けていただきます。

女性の方への注意事項

MRワクチン・麻しんワクチンは生ワクチンのため、妊娠中または妊娠している可能性がある方は接種できません。

また、予防接種の約1カ月前から接種後2カ月間は、妊娠を避ける必要があります。

麻しんについて

麻しんは、空気感染・飛沫感染などによって広がる、非常に感染力の強い感染症です。免疫を持たない方が感染すると、ほぼ全員が発症するとされています。

発熱、咳、鼻水などの症状に続いて、高熱や全身の発疹が現れます。肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人の割合で脳炎を合併します。先進国であっても1,000人に1人の割合で死亡すると言われていますので、ワクチンによる予防が重要です。

対象となる可能性がある方は、ご自身の母子健康手帳や予防接種記録を一度ご確認ください。

制度の詳しい対象条件については、中央区ホームページ「麻しん感染拡大防止対策事業」もあわせてご確認ください。